【Android x Pepper】Pepper SDK for Android Studioをインストールしてみよう!


以前のBlog記事で「LUISは日本語対応してないから〜」と書いたら、先日のアップデートでLUISが日本語対応するようになって愕然としています。時間のある時に日本語版の調査もしないと・・・

さて、もう5ヶ月も前になってしまいますが、PepperがAndroidに対応するというリリースがありました。その後、Android Studio用のSDKも公開され、8月にはデベロッパー版Pepperの予約受付開始と、Pepperがさらに大きく動き出しそうな予感がします。

ですので、私のPCにもPepper SDK for Android Studioを入れてみました。

androidtop

で、Webの情報では皆様かなりすんなりとインストールできてるようですが、どういうわけか私は結構四苦八苦したのでこれはBlogに書かねばと思い・・・というわけで、
今回の記事はAndroid StudioとPepper SDK for Android Studioのインストール方法の紹介です。

ただし、今回はちょっとセキュリティが絡む部分もあるので、自己責任のもとで参考にしてください


環境(インストール当時)
Mac OSX(El Capitan) 10.11.6

インストール手順

1. SIPのチェック

Macの場合、まずは「System Integrity Protection(SIP)」がONになっているかどうかをチェックします。
どうやら、「SIP」がONになっていると途中の過程で上手くインストールが行われない場合があるそうです。

ちなみに、SIPについては、こちらが詳しく説明してると思います。

下記手順でSIPがONになっているかどうかをチェックし、ONの場合はOFFにします。ちなみにこの部分ですが、もしかしたらSIPがONでもうまくいく可能性もありますので、まずはこの手順は飛ばしてみてください。特にここはセキュリティに絡む部分ですので、やる場合は自己責任でお願いいたします!!

  1. ターミナルを起動し、「csrutil status」を入力し、実行
  2. 実行結果が「disable」ならSIPがOFFになってます。
  3. 実行結果が「enable」なら、一度Macをシャットダウンしてください
  4. Macをリカバリモードで起動します
    (「command」+「R」を押しながら起動)
  5. 「ユーティリティ」→「ターミナル」を開き、ターミナルから「csrutil disable」と入力し、実行します
  6. PCを再起動します。
  7. 再起動後、「ターミナル」を起動し、「csrutil status」を入力、実行。「disable」になっている事を確認します。

sipdisable

 

2. 最新のJava JDKをダウンロード、インストール

Android Studioでの開発となるので、まずは最新のJava JDKをインストールしましょう。それから、もし「Java6」がインストールされていたら、これはアンインストールしてしまいましょう。

Java6がインストールされているかどうかのチェックと、アンインストール方法はこちらを参考にするといいと思います。

また、最新のJava SDKはORACLEのDownloadページよりダウンロードし、インストールしてください。
インストールしたら、ターミナルから「java -version」を実行。インストールしたJavaのバージョンが表示されればインストール完了です。

javaversion

 

3. Android Studioをインストール

「Android Studio」をインストールします。これがないと何も始まりません。Android Studio公式サイトより、最新のAndroid Studioをダウンロードし、インストールしてください。

 

4. ビルド環境の設定 その1

Android Studioをインストールしたら、さっそくAndroid Studioを起動して、下記の流れでビルド環境を設定します。

  1. 「Welcome to Android Studio」ウィンドウの「Configure」→「SDK Manager」、もしくはメニューバーの「SDK Manager」を選択します
  2. 「Default Preferences」が「Android SDK」項目を選択した状態で立ち上がるので、画面左下の「Show Package Details」のチェックを入れます
  3. 「Android5.1」から、「Android SDK Platform 22」にチェックを入れます(これは必須です!)
  4. 同じく、「Intel x86 Atom_64 System Image」にチェックを入れます
    (これは任意ですが、チェックを入れるとエミュレータの起動が早くなるオプションの設定ができるようになります)
  5. 「OK」をクリックし、画面の指示に従いインストールしてください

 

5. ビルド環境の設定 その2

続いて、下記の流れでSDK Toolsを設定します。

  1. 「Welcome to Android Studio」ウィンドウの「Configure」→「SDK Manager」もしくは、メニューバーの「SDK Manager」を選択します
  2. 「Default Preferences」が「Android SDK」項目を選択した状態で立ち上がるので、画面中央の「SDK Tools」をクリックします
  3. 画面左下、「Show Package Details」のチェックを入れます
  4. 「Android SDK Build-Tools 22.0.1にチェックを入れます
  5. 「OK」をクリックし、画面の指示に従いインストールしてください

ちなみに、手順4、手順5はここら辺のことを指してます

sdktool

 

6. 「PepperSDK」のインストール

多分ここまでは結構すんなりといくと思います。で、ここから一部の方はハマる可能性があります。私はここでハマりました。

一旦、手順を説明します。

  1. 「Welcome to Android Studio」ウィンドウの「Configure」→「Plugins」もしくは、メニューの「Android Studio」→「Preferences」を選択、出てきたウインドウから「Plugins」を選択します
  2. 下部にある「Browse repositories」を選択します
  3. 左上にある検索バーに「Pepper」と入力してください
  4. 出現した「Pepper SDK」から、「Install」ボタンを押してインストールします
  5. インストールが完了したら、「Install」ボタンの見た目が変わるので、変わったことを確認したらAndroid Studioを再起動してください

peppersdk

さて、どうも環境によりけりのようですが、SIPがONになっているとここで「Pepper SDK」がインストールできず、止まってしまいます。SIPがONになっていると必ず止まるというわけではなく、特定の環境下でSIPがONになっていると止まるみたいです。私はここでハマりました。ハマりポイントその1です。

 

7. RobotSDKのインストール

どうにかこうにか「Pepper SDK」をインストールできたら、最後に「RobotSDK」をインストールします。ここにもハマりポイントがあったりするんですが・・・まぁ、通常は普通にインストールできるのでまずはインストール手順です。

  1. 新しいプロジェクトを作成します
  2. メニューバーに新しく現れた「Robot SDK Manager」アイコンをクリックします
  3. 表示されたウインドウの「Robot SDK Platforms」の中身にチェックを入れて、「Apply」をクリックします

robotsdk

通常は、これで「Robot SDK」がインストールされてめでたく開発環境作成終了なんですが、ここにもハマりポイントがあります。
どうやら、一部のセキュリティソフトと「Robot SDK」の相性があまり良くないようで、ここでもインストールが途中で止まってしまいます。
私はなんとここでも止まりました。ハマりポイントその2です。

ですので、ここで止まってしまった方は、一度セキュリティソフトをアンインストールしてから、再度「Robot SDK」インストールをトライしてみてください。ちなみに、セキュリティソフトの「機能停止」でもダメでした。確実にアンインストールしてから試してみてください。
再トライしてインストールできたらおめでとうございます。私と同じレアケース遭遇者です。嬉しくもなんともないですね。ハイ。

無事、インストールできたら実際に動かしてみましょう!

 

「Hello World」を試そう!

開発環境ができたら、さっそく「Hello World」でも試してみましょう!
まずは、新しいプロジェクトを作って、ウィンドウの流れに沿って「Empty Activity」でプロジェクトを作ります。

次にメニューバーの「File」−「New」から、「Robot Application」を選択しましょう。すると、使用するSDKが表示されます。

selectsdk

「OK」を押したら、Pepper開発環境開始です!
画面上側のPepperマークをクリックすると、なんとバーチャルロボットとバーチャルデバイスが!!バージョンアップしたChoregrapheだ!!

mystudio

ひとしきり感動したら、早速「Hello World」を試します。

Sayインスタンスを作って、そこでセリフを言わせればいいんですよね。
言わせたいセリフを入力して、ビルドしてあげると・・・

firstapp

ビルド&実行成功!
エミュレータ上ですが、Pepperくんがコードに書いた通り、「Android Studioでも開発できるようになったんです!!」と言ってくれました!
これで明日からAndroid Pepperと花丸な日々を送れそうです!!
それではまた次の記事でお会いしましょう〜


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